偏愛♡♡アンジェリーナのモンブラン。
若い頃から偏愛してやまない老舗「アンジェリーナ」のモンブランが
近所の千里阪急に期間限定で出店していました
興奮が抑えきれず、売り場の前でおばちゃんは
「ぎゃーーーー」っと思わず声を出してしまいました
そのくらい、私にとっては思い入れの深いお菓子で、
定期的に発作的に食べたくなるモンブランです。
大阪に引っ越してからは梅田か京都の伊勢丹では買えたのに、
今は東京でしか買えなくなってしまって、本当に残念で残念で・・・
時々関西でも催事で出店していて買いに出かけることはあるけれど、
偶然通りすがりに出会えたこの喜びと言ったら
同じく千里阪急の蓬莱の豚まんを昼ご飯に平らげてから(笑)、
フォションの紅茶をお気に入りのティーカップに入れて、
満を持して家族みんなでティータイム
ちなみに手前がオリジナルサイズ、奥がデミサイズです。
フランス直輸入の栗ペーストの容赦ない甘さ
塩味さえ感じるうっとりするほどミルキーな無糖生クリーム
サクサク加減が小気味よいメレンゲ台
このシンプルすぎる3構造が生む出す完璧なハーモニーは、
日本人にとってはデカすぎるサイズ感とあいまって、
いつ食べても脳天をぶちぬく破壊力があります。
この手加減のない味を知ってしまうと、
他のモンブランは食べられなくなるから困る
特に私がいつも魅了されるのは、ぎっしり詰まったクリームの部分
市販の純生クリームを使っても、この味は再現できない・・・
マスカルポーネみたいな味がするといつも感じるのですが、
どうやったらこんなに濃厚でミルキーなクリームになるのだろう!?
若い頃はどデカいオリジナルサイズを完食したものですが(笑)
今はデミサイズ半分をちびちび食べるのがちょうどよし
明日10/13(火)まで千里阪急で出店しているようなので、
もう一度まとめ買いして、冷凍して少しずつ楽しもうと思います♡
午後イチには売り切れるそうなので、
興味ある方は千里中央駅までお急ぎをーー
知っている方はよーーーくご存知と思いますが、
アンジェリーナは1903年創業のパリの老舗サロン。
ココ・シャネルやマルセル・プルーストといった著名なデザイナーや作家達、
パリジェンヌの社交場として愛され続けてきたお店です。
私もその昔パリ本店のサロンで食べたことがありますが、
何より驚いたのが、老若男女がオリジナルサイズのモンブランと共に
甘ーーいホットチョコレートを一緒に飲んでぺろりと平らげていたこと
若くて甘党だった私も、ホットチョコレート+激甘モンブランは受け付けなかったので・・
さすが文化の違いというか、体の作りが違うと衝撃を受けたものです
そのパリ本店より私にとってずっと思い出深いのは、
「銀座プランタン」のアンジェリーナ!
巷で神戸系コンサバファッションが流行っていた私が20代だった頃、
毎日のように通っていた、今はなきデパートの銀座プランタン
買い物途中、必ず一人で立ち寄っていたのが
「サロン・ド・テ アンジェリーナ」でした。
こちらのオニオングラタンスープがまた絶品で・・・
モンブランとセットで、パパとも何度食べたか分かりません(笑)
お父様がアンジェリーナの大ファンという友人とも熱く語っていたのですが、
今はフード界も古き良き重厚なものが廃れて、手軽なものばかりが主流になり、
昭和世代の私は悲しいです
現在、アンジェリーナのモンブランが買える常設店は、
東京の日本橋三越と池袋東武のみになってしまった様子。
(追記。梅田阪急にてしばらく出店されるようです!)
催事で定期的に関西に来た時はぜひ追っかけしようと思います
こちらのサイトに情報が載っていますので、ご参考までに♪
今日は興奮と懐かしさのあまり長文になってしまいました