赤毛のアンの白い英国風スコーン。
もう何度も紹介している、大好きな大好きな英国風スコーン。
今回は薄力粉のみを使い、生地にも表面にも卵を使わず、中温でふんわり色白に焼き上げました。
こちらのレシピ、文化出版局編「赤毛のアンのお料理ノート」を参考にしたものです。
本では牛乳は1/3カップとありますが、足りなかったので120cc~に増やしています。様子をみながら加減してください。
また、本のレシピにはありませんが、レモン汁を追加して本場のバターミルクに近づけました。
「赤毛のアンの白い英国風スコーン」
〈材料〉6cm菊型約8個分
A)
薄力粉… 250g
ベーキングパウダー… 大さじ1
グラニュー糖… 大さじ2
塩… 二つまみ
冷やした無塩バター… 80g
牛乳… 120cc~ +表面に塗る用少々
レモン汁(又は酢)… 小さじ1
☆バターは発酵バターがおすすめです。
〈作り方〉
①A)は合わせてふるいボウルに入れる。
牛乳にはレモン汁を加えて10分ほどおく。
②①のボウルに冷たく2cm角に切った冷たいバターを加え、バターが粉チーズ状になるまで手で潰して揉みこむ。
☆フードプロセッサーにかけてもokです。
③牛乳を様子を見ながら加え、ざっとひとかたまりにしてラップに包み、冷蔵庫で30分以上休ませる。
④打ち粉をした台の上に生地を載せ、2cm厚さに伸ばして素早く型で抜く。(くっつかないように型にも粉をまぶします)
余った生地はまたひとかたまりにして同様に抜く。こねないように注意します。
⑤表面に牛乳を刷毛か指で塗り、180℃に予熱したオーブンで13~15分焼く。焼き色が付きすぎる場合は温度を下げてください。
スコーンは焼きたて命!! 熱いうちにどうぞ♪
さて、初版1979年のこちら、赤毛のアンのエピソードとと共に、物語に登場する各種料理のレシピが綴られている料理本です。
ちょっと堅苦しい文面も、レトロで美しい写真も、古きよき時代を感じさせてくれて… なんて素敵なのでしょう!
眺めているだけで、時間旅行をしたような、えもいわれぬ気持ちになります😊
思春期に別の赤毛のアンの料理本を夢中で読んでいたので、その頃の想念を思い出しているのかもしれません。
ちなみに赤毛のアンの物語の舞台は、カナダ北部のプリンスエドワード島。
この地はスコットランドやアイルランドからの移民に開拓された土地なため、イギリスの食文化が物語に色濃く反映されているそうです。
今回紹介した「熱いビスケット」も然り。イギリスのスコーンにそっくり!
そのビスケット、やかましやレイチェル夫人とマニラのティータイムの場面で、このように登場します。
…..アンはお茶をいれ、熱いビスケットをこしらえたが、そのビスケットがいかにもふんわりと、真っ白にできあがっていたのには、さすがのレイチェル夫人も感心したほどだった。
アンがこしらえた、夫人を黙らせるほどふんわり色白の「熱いビスケット」。
いったいどんな味がしたのでしょう…♪
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素敵な本ですね!
引き込まれちゃいましたー!
美味しいお茶を淹れて、あつあつのスコーンを頬張りながら、本の世界に浸ってみたいです♡
ティーカップ、ゴールドのハンドルがステキですね!