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28年目のミンスミート。

musashi

こちら、私の記憶が正しければ28年モノのミンスミート~Mincemeat~
洋酒漬けのドライフルーツです。

といっても28年ずっと漬け込んでいるわけではなく、使ったら継ぎ足し継ぎ足し、
「老舗の焼き鳥のタレ」的に絶やさず作り続けています。

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材料はレーズン、サルタナレーズン、プルーン、ドライアプリコット、レモンピール、
オレンジピール、りんご、干し杏、胡桃、アーモンド、各種スパイス、黒糖etc・・・

洋酒はブランデー、ラム酒、赤ワイン、ウォッカを使ったことも。
お酒のおかげかカビも全く生えません。

漬け始めの頃は、イギリスの伝統レシピに習い「ケンネ脂」という
牛の腎臓の脂を使ったのですが、

12歳の子供がお肉屋に出向き
「ミンスミートを作るのでケンネ脂ください!」
と言って怪訝な顔をされたことは言うまでもありません

今年はシュトーレンにしましたが、毎年クリスマスにこのミンスミートをたっぷり
使ってフルーツケーキを作るのが習慣。

DSCF0395.JPG

イギリスではこの時期ミンスミートを使ってChristmas pudding やmince pieを
作ることが知られていますけど、ノーマルなフルーツケーキが一番好みかなぁ。

ともかく、この30年弱絶やさなかった「ぬか床」的な代物。

娘も産まれたことだし、いつの日か嫁に行くときは(行かないかもだけど
嫁入り道具として引き継いでもらいたいなぁと思っています!


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