簡単モロッコ料理で旅気分！白身魚とパプリカのタジン蒸し

本日はモロッコ料理のレッスンレシピをお届けします。
モロッコ料理と言えば、やはりタジン鍋ですね。

三角帽子の蓋のおかげで、材料から染み出た水蒸気が鍋の中でうまく循環し、
水を入れなくても（少なくても）煮込み料理ができる・・・という特性があります。

水が貴重な北アフリカの砂漠地方ならではの、素晴らしい知恵です。

水を使わない分、材料の持ち味が逃げないのも嬉しいところ。
見た目がキュートなので、鍋ごと食卓に出せるのも大きなポイント

せっかくなら、エミールアンリのかっこいいタジン鍋を買っておけば良かったなぁ

材料を重ねて蒸すだけなのに、驚きのおいしさ！

にんにくやスパイスがたっぷり入りますが、仕上がりはそれぞれが主張せず意外なほどマイルド。日本人の舌にもぴったりです

「白身魚とパプリカのタジン蒸し」

白身魚（鯛、タラ、かれい等）・・・4切れ
じゃがいも・・・2個
パプリカ（赤・黄）・・・各１個
しし唐・・・１パック
オリーブ（種なし）・・・12粒程度
トマト・・・小一個

＊漬けダレ
おろしにんにく・・・2かけ分
クミン、ターメリック、コリアンダー・・・各小さじ1と1/2
黒こしょう・・・少々
レモン汁・・・大さじ1と1/2
塩・・・小さじ1強
パクチーのみじん切り・・・大さじ3
エクストラバージンオリーブオイル・・・大さじ4

水・・・大さじ1

＜作り方＞

①漬けダレの材料を全て混ぜ合わせ、2~3等分に切った白身魚を10分漬け込む。

②パプリカは種をとり、縦6個に切る。じゃがいもは1cm幅程度の輪切りにし、しし唐は先端を少し切る。オリーブは丸のまま、又は適宜スライスし、トマトは1cm各程度の角切りにする。

③タジン鍋の底にじゃがいもを敷き、その上に白身魚、パプリカ、しし唐、トマト、オリーブを重ねる。

④余った漬けダレに水大さじ1を加えて薄め、材料の上からかけ、蓋をして中火～弱火で40分ほど蒸し煮にする。最後に味をみて、足りなければ塩で調味する。

（＊煮ていくうちに材料の水分が染み出てきますが、その水分が飛ぶまで
煮込んでください。パプリカがクタっとなるまでしっかりと火を通すのがポイントです。）

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