実家伝統の味。クリスマスのレバースタッフ入り丸鶏ローストチキン(詳細レシピ付)。
Merry Christmas
イヴの昨日、朝から張り切って準備をし、
家族3人でおうちクリスマスディナーを囲みました。
メインはやっぱり丸鶏のローストチキン!
祖父母が、仕事の関係で海外駐在していた際に現地で習ってきたそのレシピ。
元々は海外で主流のローストターキーだったと思いますが、
父の代からは、レバースタッフ入りのローストチキンが定番になりました。
父が毎年欠かさず家族のためにふるまってくれた実家の「あの味」
レシピもなく、幼い頃から見よう見まねで覚え、
結婚後私も毎年のように焼いてきましたが、なかなか父の味に近づけず
やっと、やっと、ようやーーーーーっと。
47歳にして初めて、今年は納得の味ができたように思います!
今後も実家伝統の味を継承できるよう、
そして皆さんにも役立つように、レシピをメモしておきたいと思います。
「レバースタッフ入りの丸鶏ローストチキン」
●材料
丸鶏(内臓の中抜き処理をしたもの)・・・1羽
おろしにんにく・・・2~3かけ
塩、こしょう、ドライミックスハーブ・・・適宜
オリーブオイル・・・大さじ2
バター・・・大さじ2
クレソン・・・適宜
★くず野菜
玉ねぎ・・・1個
にんじん・・・1/2本
セロリの葉・・・3本分
パセリ・・・4枝
★レバー入りスタッフ
鶏レバー・・・100g
ベーコン・・・2枚
にんにく・・・1かけ
玉ねぎ・・・1/2個
にんじん・・・1/2本
セロリ・・・1本
バゲット・・・2cm厚さを2切れ
ブランデー(又は白ワイン)・・・大さじ1
オリーブオイル、塩こしょう、ドライハーブ・・・適宜
★グレーヴィーソース
水・・・150cc
赤ワイン・・・50cc
しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
●作り方
①鶏肉は全体に(お腹の中も)しっかりと塩、こしょうをふり、
にんにくのすりおろし、ドライハーブ、オリーブオイルをもみこむ。
そのまま室温に1時間ほどおいておく。
冷たいままだと焼き時間がかかるので、室温にもどしておいてください。
②レバー入りスタッフを作る。
鶏レバーは流水で少しもみながら洗い、余分な血を除いて臭みを抜き細かく切る。
ベーコン、玉ねぎ、にんにく、玉ねぎ、にんじん、セロリはみじん切りにする。
バゲットはかぶるほどの水に5分ほど漬け、水気を絞っておく。
③フライパンにオリーブオイルを熱しにんにくと鶏レバーを炒める。
火が通ったらベーコンを加え、他の②の野菜のすべて加えてしんなりするまで炒め、ちぎったバケットも加えて炒める。
ブランデー(又は白ワイン)、塩こしょう、ドライハーブを加えて煮詰め、お皿に取って冷ましておく。
④鶏肉のお腹を上にして、③のスタッフをスプーンで詰める。
詰め終わったらおしりを竹串で縦に縫うように止め、両足をタコ糸で固定する。
胸の部分と手羽先もぐるっと縛って固定する。
背中よりお腹側の肉が厚いので、お腹側を上にして焼きます。
⑤オーブンを220℃に予熱する。その間にくず野菜を切る。
玉ねぎ、にんじんは皮つきのままざっくり切る。
くず野菜は食べるためではなく、風味を付けたり乾燥から守るために使います。
⑥天板に鶏をお腹を上にして載せ、周りにくず野菜を置く。
バターを鶏の上に所々置き、水2/3カップを野菜の上に流し、
220℃のオーブンで1時間半ほど焼く。
わが家は熱周りがよくない電気オーブンため、高温で長時間焼きますが、
オーブンによって癖がありますので様子を見ながら調整してくださいね。
表面が焦げてしまう場合は、アルミホイルをかぶせるとよいです。
途中、出てきた脂を2~3回上からかけながら焼くと、皮がパリパリに焼きあがります!
深い焼き色が付き、竹串を刺してみて透明の肉汁が出れば焼けているサイン。
骨周りが熱が入りにくいので、生焼けにならないようしっかり焼くのがポイントです。
⑦グレーヴィーソースを作る。
鶏肉をお皿に取り出し、くず野菜を取り除く。
天板ごと火にかけてグレーヴィーソースの材料を入れ少し煮詰め、
味をみて塩、こしょうで調味。ザルで濾してソースにする。
⑧鶏肉のタコ糸を取り、周りをクレソンで囲めば完成。
取り分ける時は包丁でもも肉、手羽先は切り落とし、
胸肉は横にそぐようにして切ります。
お腹の中のスタッフ、クレソンを飾り、グレーヴィーソースをたっぷりかけてどうぞ。
もも肉は皮がパリっと香ばしく、肉も食べ応えたっぷり!
パパと娘はやっぱりもも肉派です。
私は胸肉を頂きましたが、あっさりとしつつジューシーでこちらも美味だったー♡
手羽先も皮パリッパリで最高でしたよ♪
その他の副菜は有り合わせで・・
パプリカとセロリのマリネ
グリーンサラダ
かぼちゃのローズマリーオイルあえ
かぼちゃのスープ
フランスパン
別腹のデザートブッシュドノエルと・・・
35年継ぎ足して使っているミンスミートを使った、毎年恒例のフルーツケーキ!
フルーツケーキのミンスミートに関しては思入れが深過ぎるほど深く・・・
こちらにも書いていますので、ご興味あれば覗いてくださいね。
32年目のミンスミート
http://blog.livedoor.jp/aonoskm7/archives/50219253.html
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