京都散策。大覚寺(大沢池)~清凉寺~社家の町へ。
この秋は京都奈良をできるだけ散策したいと思っています。
昨日は夫休日だったので、妊娠中からずっと行きたかった場所を
車であちこち訪ねることができました。
先ずは嵯峨天皇の離宮を寺に改めた寺院、嵯峨野の大覚寺を拝観。
特に、中国の洞庭湖を模して造られたと言われる大沢池の眺めと
そのほとりの佇まいが素晴らしかった!
平日、さらに紅葉最盛期も先だからか人もまばらで、
静寂の美を独り占め状態で堪能できました。
この大沢池は「観月の夕べ」で有名な場所。
嵯峨天皇が中秋の名月に舟を浮かべ、文化人や貴族たちと遊ばれたことから
始まった催しだそうです。ぜひ来年は覗いてみたいです。
広大な庭は格好の散歩道。娘を存分に放し飼いできて何より♪
いにしえ人も遊んだかもしれない場所を、娘もガシガシ踏みつける(笑)
その後、京都へ来るとたびたび立ち寄る嵯峨豆腐・森嘉へ。
姉に教えてもらったのここのひろうす(がんもどき)がおいしいんです~。
運よく揚げたてにありつけたので、コンビニで買った醤油をたらし
車の中でこらえきれず頬張りました。
銀杏とゆり根がこれでもか~というくらい入ってて最高♪
森嘉の隣にある清凉寺にも立ち寄り、
北山へ移動し、これも姉に教わった蕎麦屋「じん六」へ。
鰊そばが大好きでメニューにあると必ず頼んでしまうのですが、
ここのは別格、別物。
でーんと鎮座するでっかい鰊がとろけるほど柔らかいのです。
だしの加減も絶妙。とにかく一度食べてみて、としか言えねぇ!
*現在店舗改装中のため近隣の仮店舗で営業中です。
食後は店舗の前にある公園でひと遊びさせた後、
明神川沿いの社家の町へ。
上賀茂神社の神官の住居が軒を連ねるお屋敷町で、日常の風景に溶け込む
品のよい気高さが心に残りました。
唯一、西村家社家庭園が一般に公開されているのですが、
子がぐずり始めたので残念ながら退散・・
上賀茂神社とともに、今度ぜひゆっくり訪れてみたい場所です。
夕飯は森嘉の豆腐を使ってホタテ貝柱との葛煮。
同じく森嘉の大粒納豆と共に♪
さぁ、次はどこに行こうかなぁ。