シンプルイズベスト☆マダムの英国風スコーンでCream Tea!!
昨日は全国的に大雪でしたね~
東京の友人達のFB記事がとんでもない雪景色で・・たまげました!
大阪にも多少雪が散らつきましたが、どこまでも寒いだけの雨・・・
絶好の引きこもりお菓子作り日和となったので、大好きなスコーンを焼きました♪
イギリスでは「スコーン、サンドイッチ、ケーキ、紅茶」の豪華なAfternoon Teaに対し、「スコーンと紅茶だけ」の簡単な組み合わせをCream Teaと呼びます。
10代後半〜20代前半、ロンドンに4年ほど留学していて、Afternoon TeaやCream Teaの魅力のトリコになり、各地のお店を食べ歩きしていました。
特に、コッツウォルズなどのイギリスの田舎でいただくCream Teaのおいしさといったら!
まるで絵本の世界からぬけ出たような、自然に囲まれたカントリー調のティールームでいただいた濃厚な味わいは今も忘れられません✨
私は(一応)クリスチャンで、当時英語の勉強もかねて時々教会へ行っていました。
あるミサの日、初老のご夫婦がSunday Roast(日曜日、教会に行った後に食べる昼食の習慣)に急きょ招いてくださり、ご自宅でスープ、ローストチキン、サラダなどをごちそうになりました。
顔見知り程度の異国人である私を温かくもてなしてくださっただけでも感激ですが、私が料理好きだと話すと、マダム秘伝のスコーンを実演で教えてくれたのです
ご紹介するレシピは、その時教えてくださったものを元にしています。
ただし、日本では手に入りにくい材料は以下のように代用。
☆self-razing flour (ベーキングパウダー入りの小麦粉)の代わりに、薄力粉+ベーキングパウダーを使用。
☆buttermilk (バターを作った後の液体)の代わりに、牛乳を使用。
卵や砂糖が入らない軽めのシンプルなのため、後でごってり載せるクロテッドクリーム&ジャムとよく調和します。
私にとっては、若かりし頃の思い出の詰まったレシピです!
「マダムの英国風スコーン」
⚫︎材料(7~8個分)
薄力粉… 200g
ベーキングパウダー… 小さじ2と1/2
冷たい有塩バター… 80g
牛乳… 100cc~
⚫︎作り方
①ボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れる。
②2cm各に切ったバターを入れて指先で潰しながらすり混ぜる。全体にしっとりして粉チーズ状になればOK。フードプロセッサーにかけてもOKです。
③牛乳を様子を見ながら加え、ざっとひとかたまりにする。捏ねないように注意します。
☆時間があればラップに包み冷蔵庫で1h寝かせてください。
④打ち粉をした台に生地をのせて、手で長方形に伸ばし、手でざっくりと三つ折りにする。生地を90度回転させ、再度三つ折りにする。
☆層を作るための作業です。層にこだわらなけれ三つ折りにせずすぐ型抜きしても構いません。
⑤2~3cm厚さにめん棒で伸ばして、粉をまぶした型で素早く抜く。表面に牛乳を手で塗って、200℃に予熱したオーブンで13~15分焼く。
マダムは、生地をたたむ時も麺棒ではなく手で、スコーンの表面にも牛乳を「手で」まぶしていました!
その豪快な様子がなんとも家庭のお菓子らしくて、とても印象に残っています。
スコーンのレシピについては英国でも家庭の数だけ、星の数ほどあり、これという正解もありません。
ですが、私は最近日本で主流のクッキーに近いリッチタイプより、今回紹介したような素朴な田舎スコーンが好きだなぁ。
形がいびつなのもまた味があってよし!
今後色々なタイプのスコーンにも挑戦して、いつか「これぞ」というmy recipe のスコーンを作れたらなぁと思っています♪
こんばんは~
粉とバターの美味しさをかみしめるほどに味わえるスコーン、とっても惹かれます~
・・・でももっと魅かれたのはmusashiの美しい手です
↓カコちゃん初人参はNOだった様ですね。
上の子の時に一生懸命野菜を工夫して食べさせたのに、ことごとく野菜を拒否する子供時代。ずいぶん悩まされましたが、今は口に入れられないものは無く、ほかの人の3倍位ガツガツと食べる大人になってます。
何にも、心配いらないみたいなので、自然体をお勧めします(*^_^*)
きゃりあさん、この素朴な味が大好きです。
手? しわくちゃで筋張ってて、しみだらけですよ^^;
そうですか、やっぱり子供ってそんなもんですね。
大先輩の貴重なアドバイス、ありがたい!
ハイ、何も心配せず自然体でいきます(^^)