おせちの定番!根菜たっぷり筑前煮

北九州の一部の地域で「がめ煮」と呼ばれる、根菜と鶏肉を炒めて煮込んだおふくろの味「筑前煮」。
一部の具材に飾り切りを加えるだけで、おせち料理にぴったりの一品になります。
それぞれの食材を別々に煮る「煮しめ」と違い、一つの鍋で一気に仕上げるので気楽に作れますし、それぞれの旨みが溶け合うから旨味もしっかり!
おせちだけでなく、ふだんのおかずやお弁当にもぴったりです。
調味料の分量はお好みで加減してください。
↓こちらは、薄口しょうゆで色白に仕上げたもの。重箱に映えます。
「筑前煮」
〈材料〉作りやすい分量
鶏もも肉… 1枚
れんこん… 中1節
にんじん(あれば金時にんじん)…1本
こんにゃく… 3/4枚
干ししいたけ… 5〜6枚
たけのこの水煮… 1本(200g)
ごぼう… 1本
絹さや… 数枚
サラダ油… 大さじ2
A)
酒… 大さじ3
みりん… 大さじ2
砂糖… 大さじ1と1/2〜
塩… 小さじ1/2
しょうゆ(又は薄口しょうゆ)… 大さじ2〜
〈作り方〉
下準備:干ししいたけはかぶるほどのぬるま湯に入れ、柔らかくなるまで戻す。戻し汁は濾してとっておきます。
①鶏肉は一口大に切り、醤油大さじ1(分量外)をまぶす。
②れんこんは皮をむき、1cm厚さに切り、穴の形に添って花形に飾り切りにして水にさらす。
にんじんは1.2cm厚さの輪切りにし、梅型で抜いてから、花びらの部分を角度をつけて削る。細い部分は乱切りにする。
こんにゃくは8mm厚さに切り、真ん中に切れ込みを入れて片端をくぐらせ手綱に結ぶ。
たけのこは白いぬかを落として食べやすく切る。
ごぼうは皮をそいで斜め切りにし、水にさらす。
干ししいたけは小さいものはそのまま、大きいものは2つに切る。
☆すべてを飾り切りにしなくても。盛り付けの際に、上に飾る分のみを飾り切りをするだけでも華やかになります。
☆花形に抜いたにんじんは崩れやすいので、材料の上に置き、柔らかくなったら先に取り出してください。
☆水入れすぎないこと、終始強火から強めの中火で一気に煮上げることがシャキッと仕上げるポイントです。
⑤器に④を盛り付け、筋を取ってさっと茹でた絹さやをあしらえば完成!
☆お重などの塗りの器に盛る場合、バットなどで冷ましてから盛り付けてください。

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