おせち料理~筑前煮~。
具材を別々に煮含める「煮しめ」は手間と時間がかかりますが、
全ての具材を一緒に煮る「筑前煮(いり鶏)」なら、慌ただしい大晦日でも短時間で作れます。
鶏肉や油の旨味が野菜に絡むから、コクも充分で、
冷めても味が変わりません。
飾り切りを施して、おせち料理仕様に!
「筑前煮」
〈材料〉作りやすい分量
鶏もも肉… 1枚
れんこん… 中1節
にんじん(あれば金時にんじん)…1本
こんにゃく… 3/4枚
干ししいたけ… 4~5枚
たけのこの水煮… 1本
ごぼう… 1本
絹さや… 適宜
サラダ油… 大さじ2
A)
酒… 大さじ3
みりん… 大さじ2
砂糖… 大さじ1と1/2
塩… 小さじ1/2
醤油(あれば薄口醤油)… 大さじ2
〈作り方〉
下準備:干ししいたけはかぶるほどの水に入れ、柔らかくなるまで戻しておく。
戻し汁は濾してとっておきます。
①鶏肉は一口大に切り、醤油大さじ1(分量外)をまぶしておく。
②れんこんは皮をむき、1cm厚さに切り、穴の形に添って花形に飾り切りにして水にさらす。
にんじんは1.2cm厚さの輪切りにし、梅型で抜いてから、花びらの部分を角度をつけて削る。
こんにゃくは8mm厚さに切り、真ん中に切れ込みを入れて片端をくぐらせ手綱に結ぶ。
たけのこは白いぬかを落として食べやすく切る。
ごぼうは皮をそいで斜め切りにし、水にさらす。
干ししいたけは小さいものは表面に十字の切れ目を入れる。大きいものは2つに切る。
③鍋にサラダ油を熱し、①の鶏肉を入れて色が変わるまで炒める。②の野菜も加え、全体に油をまわす。
④しいたけの戻し汁を加え、材料の5~6分目くらいの水を加えて沸騰させてアクをすくう。
⑤A )を全て入れ、落し蓋をして強火(~中火)のまま、20分ほど汁気がほとんど無くなるまで煮る。
☆花形に抜いたにんじんは煮崩れしやすいので、鍋の一番上に置き、煮えたら先に取り出します。
☆火加減は始終強火~中火がおすすめ。
短時間で一気に汁気を飛ばすことが、煮崩れなく、シャキっと仕上げるコツです。
⑥煮上がったら別皿で冷ましてから盛り付け、筋をとって茹でた絹さやを笹に見立てる。
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