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重陽の節句「もち米シューマイ団子」と幼き日の両親の記憶。

musashi

一昨日の9月9日は「重陽の節句」でしたね。

桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句のひとつで、別名「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を愛でたり、菊酒を飲んだりする習わしがあるそうです。  

とはいえ、特別決まった行事食があるわけではなく、毎年スルーしてきた行事ですが😅

今年の重陽の節句にはコレ作ろう!と決めていたのが、もち米を菊の花に見立てた「もち米シューマイ団子」。

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慌ただしくて結局当日は作れず…

2日遅れの今日、やっとこさ作りました💦💦

こちらの料理、昔々来客の際によく食卓に並んでいた母の十八番。

私にとっては懐かしい一品です!

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私の両親は人を招いてもてなすことが好きで、とにかく来客の多い家でした🏡

毎週末に何十人ものお客さんがいらしては、ワイワイ会食をしたり、庭で大々的にバーベキューをしていたものです。

老若男女、中には外国の方も来ていました。

毎回10品くらい、それこそ前菜からデザートまでフルコースで、テーブルに並びきらない各国料理を当たり前のように作っていた母。

子ども3人と、同居していた祖父母の面倒を見ながら、家事に一切妥協せず、いつも身綺麗にしていた母。

私は未だかつて、母以上のスーパー主婦を見たことがありません!

父もまた料理上手で、バーベキューの準備全般や、赤みそで作る豚汁、カレー、クリスマスのローストチキン作りは父の仕事。

何より、ホスピタリティーに溢れ、誰に対しても平等に接する博愛の人でした。

幼少の頃に見たあの両親の姿、食卓を囲むお客さまの幸せそうな表情は、この胸にいつまでも焼き付いています✨

その憧れのような残像を追いかけて、こんなふうに料理ブログを書いたり、拙い教室を開いているのだなぁと、この歳になってしみじみ思います。

… おっと、話がそれて長くなってしまったので😅

以下、もち米シューマイのレシピです。

「もち米シューマイ肉団子」

〈材料〉約15個分

もち米… 1カップ

A)

豚ひき肉(又は鶏ももひき肉)… 200g

玉ねぎ(みじん切り)… 1/3個

しょうが(みじん切り)… 1/2かけ分

しょう油…小さじ1

塩… 小さじ1/4

砂糖… 小さじ1/3

ごま油… 小さじ1

片栗粉… 大さじ1

こしょう… 少々

〈作り方〉

①もち米は洗って、たっぷりの水に一晩漬けから、ザルにあけておく。

☆赤い団子にしたい場合は、食紅少々を溶かした水に浸水させてください。

②A)を粘りが出るまでよく混ぜる。

③丸い団子状にして、もち米を表面にしっかりまぶす。

☆たっぷりともち米をまぶした方が、見た目も味もよくなります。

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④蒸気の立ったセイロ(蒸し器)で、約15分蒸せば完成。

☆くっつき防止のため乱雑にクッキングシートを敷きましたが… あればキャベツの葉を敷くと後で一緒に食べられますし、見た目もよいです。

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蒸し器がない…

蒸し器を出すのが面倒…

という場合も大丈夫🆗

フライパンや鍋に水を張り、こんな市販の蒸しプレートを載せて…

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そこにシューマイ団子を並べた耐熱皿を重ねて、蓋をすればちゃんと蒸せますよ!

ちなみに蒸しプレートは100均で購入。

落とし蓋としても使えるからめっちゃ便利。

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お好みで表面に辛子を絞ると、お花らしく、可愛らしくなりますね。

酢醤油やポン酢など、お好みのタレでどうぞ♪

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