春キャベツのミモザサラダ&亡き義父の思い出

しばらく更新しないうちにすっかり春本番!
先日姉と散歩をしていたら、鮮やかなミモザの花が春を告げていました。
柔らかで甘い春キャベツと合わせたこの季節らしいサラダです。
「春キャベツのミモザサラダ~ビネグレットソース~」
<作り方>2~3人分
①卵1個は固ゆでにして、白身と黄身に分けてそれぞれ裏ごしをする。
(又はフォークや包丁で細かくしてもok)
②春キャベツ大3枚分、にんじん・玉ねぎ各少々は量はそれぞれ千切りにする。
③酢大さじ3、溶き辛子小さじ1/4、塩小さじ1/4、砂糖小さじ1を良く混ぜ合わせ、
そこにサラダ油大さじ3を少しずつ加えて乳化させビネグレットソースを作る。
④野菜の上に①の白身→黄身を順にふりかけ、③をかける。
私事ですが、先日義父が肺炎のため75歳で急逝しました。
千葉の農家に生まれた義父は、画家を目指して田舎から単身上京して美大に入学。結婚後は、マルチな美術系職人として活躍し、先月入院するその日まで仕事を続けていた生涯現役の人でした。
お互いの両親の中でもっとも若々しく、私の夫とは兄弟に見えるほどでした。病気らしい病気もしたことがなし。訪問すると、いつも少年のような澄んだ瞳と笑顔で迎えてくれたものです。
そんな義父に初めてお会いした時から、ずっと前から知っていたような、懐かしような不思議な親近感をいつも感じていました。
多趣味で植物全般に詳しく、野山に入ると時間を忘れて少年のように、食い入るように地面や木々を愛でて観察していた義父。
キノコ採り名人でもあり、娘が歩けるようになったらキノコ採りに連れていってもらうのが夢でしたし、その日が来ることを信じて疑いませんでした。
アーティストらしいマイペースな気質で、赤ちゃんなどに全く興味がなかった義父が、孫が生まれてからはガラっと人が変わり、娘のアルバムを毎日のけぞりながら愛しそうに見つめていたそうです。
病院のベッドで最後に0歳の娘と対面させた際、息苦しいなか興奮して体を震わせ、
「眩しくてこれ以上見れない」
と言って、愛おしそうに、切なそうに手で目を覆った姿を決して忘れることができません。
もっと早く不妊治療を頑張って、もっと早く産んで、もっと成長を見せたかった・・
でも短い間とはいえ、孫の顔を見せることができてたことは奇跡だったと思っていますし、あの世からずっと娘を守ってくれていると心から信じています。
美術品や博物館に展示されるレプリカを多く作っていた義父。娘が大きくなったら、全国にある義父の作品を訪ね歩きながら、ユニークな人生を貫いた偉大なお義父さんの話をたくさんしようと思います。
恒一お父さん、かっこいい生き様を見せてくださりありがとうございました。今世での修業、大変おつかれさまでした。またあの世でお会いしましょう!!
義父様のご冥福をお祈り致します
ご自分の好きな事を一生の糧とされた素敵な義父様だったのですね。
肺炎という事で、12年前に風邪で病院へ行ったら翌日に意識不明になってしまい、73歳で逝ってしまった義父(きよちゃんの夫)を思い出しました。
作品が各地で人々の心を癒し、絵の中のずっと義父様の心が佇んでいらっしゃるって素敵ですね
きゃりあさん、ありがとうございます。
義父の年齢で、あのような独特な生涯を貫く人を
私は知りません。
大変なことはたくさんあったに違いないけど、
素敵な人生だったと私も心から思います。
きゃりあさんの義父さまも急逝されたのですね・・
今回のことで生死や介護について色々と考えさせられました。