市販の糠床を使ってらくらく☆糠漬けの漬け方。
1か月ほど前のことになりますが、今年も恒例の糠漬けを始めました。
えっ、面倒くさそう?難しそう?
いやいや、ぜーんぜん!!
糠床は糠から手作りではなく既製品を使っていますし、タッパーに入れて冷凍庫で保存するだけ。
かき混ぜだって、1~2日に1度程度でOKですからラクラクです。
小さな頃から常に食卓にあった大好きな糠漬け。
毎年暖かくなるとむしょうに食べたくなるものの、秋も半ばを過ぎると決まって体が欲しなくなり…
結局糠床を毎年ダメにしてしまうのがパターン💦
そこで近年は、毎年春に浸けはじめて、晩秋には(もったいないですけれど)糠床ごと潔く捨てる…
というやり方で、気楽に糠漬けを楽しんでいます♪
糠床を冷凍したり、塩で覆って長期保存する方法もありますが、無精な私にはこれがベスト😁
そんなわけで、以下、自己流でいい加減ではありますが、初心者でも気負わず始められる糠床&糠漬けの作り方を紹介します。
まず用意するのは、市販されている味噌状の糠床。
こちらは以前母が送ってくれたものです。
市販の糠床には種類がたくさんありますので、お好みのものをセレクトしてください。
市販の糠床のよいところは、すでにある程度味が調整されているので、初回からおいしく浸かること。
昔ながらの方法で乾燥した糠から作る場合は、糠床に旨味がつくまで1か月くらいはかかるので… 。
その他必要なものは…
・大きめのタッパーやほうろう製などの器
又は大きめのジッパー付きビニールでもOK
・漬け込む野菜(今回はきゅうりとパプリカ)
・旨味を補う捨て食材(今回は昆布が無かったのでおぼろ昆布、にんにく、赤唐辛子、天然の粉末だし)
画像にはないですが、干し椎茸も入れました。
・塩
浸ける野菜にも捨て食材にも特に決まりはないので、色々試してみるとよいと思います。
あとは実際に浸けるだけ!
容器に糠床と捨て食材をいれてかき混ぜ、
塩少々をまぶした野菜(今回はきゅうりと赤パプリカ)を入れて…
糠床で表面を覆えばOK!
浸け時間はお好みですが、冷蔵庫で半日~1日ほど置けばよい塩梅に漬かります。
食べる時は糠を水で流してからどうぞ。
我が家では薄味の浅漬けが人気。
娘も夫も糠漬けが大好物で、きゅうりやにんじんなんて競うように食べられてしまいます💦
ちなみに、糠床は使っていくうちに、野菜の水分が染み出して水っぽくなっていきます。
その時は乾燥した炒り糠を適宜足すか、新品のスポンジやキッチンペーパーで水分を吸い取ってください。
炒り糠は市販されています。
炒り糠を足した際は、塩も適宜補ってくださいね。
糠床の量も当然減ってきますので、その際は時々新しい糠床や炒り糠を足してください。
また、糠床は生き物ですから、気温や環境の変化でどうしても酸味が出たり、アルコール臭がしたり…
日々風味も変化していくものです。
その都度、卵の殻、辛子粉、赤唐辛子、塩などを入れて調整する方法がありますので大丈夫。
私もまだまだ素人なので、何かあると色々なサイトを見て対処しています。
こちらのサイトは詳しいですよ。
http://www.kohseis.co.jp/club/faq/cat_4_1.html
糠漬けは、野菜嫌いのお子さんにも受けるのでは?と思いますし、何より塩をして浸けるだけですからかんたん ♪
きゅうり、なす、ズッキーニ、ゴーヤ、オクラ、アボカド…
夏野菜との相性も抜群なので、この夏ぜひトライしてみてはいかがでしょうか😉
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