MENU

おせちの定番!ふっくらツヤツヤ黒豆

musashi

お節料理の祝い肴三種の一つ、黒豆。
レッスンでも大好評だった超!おすすめレシピの紹介です。

甘さ控えめのあっさり味。絶妙の塩加減。
舌でつぶれるほどの柔らかさ。しわのない黒々とした風貌・・・

ほぼ毎年作り続けていますが、常々世界一美味しい黒豆のレシピだと思っています。

そもそもは、縁起を担ぎ「しわが寄るまで」とシワシワに煮るのが本来の黒豆。一方こちらは、元祖料理家・土井勝先生の「しわを寄せない」画期的なレシピを参考にしたものです。

PC280218

1月1日にいただく場合、遅くとも30日の晩に仕込んでください。煮る時間はかかるものの手間はかかりません。

一度作ればきっと毎年作りたくなりますよ!

 

「黒豆」

<材料>

丹波の黒豆・・・200g

A)
水・・・6カップ
砂糖・・・60g
黒砂糖・・・70g
しょう油・・・大さじ2
塩・・・小さじ1
重曹(食用)・・・小さじ1/2
鉄卵・・・1個(無くても作れます)

<作り方>

①黒豆はザルにあけてさっと洗っておく。

②大鍋にA)の材料を入れて火にかけ、調味料を溶かす。沸騰させる必要はないので溶ければOK。火を止めて黒豆を入れ、蓋をしてそのまま5時間〜一晩置く。

☆重曹はスーパーで手に入ります。黒豆を柔らかく煮るために欠かせません。

③鍋を強火にかけ、アクをすくう。

☆アクはたくさん出てきますが、重曹によるところが大きいので神経質に取らなくてOK。

PC270188

④沸騰したら差し水1/4カップを入れ、再び沸騰したら水1/4カップを入れる。もう一度沸騰する寸前に、蓋と同じサイズに切り中央に切れ目を入れたオーブンシートでびっちり蓋をし、さらに鍋蓋をする。

PC270190

☆火の通りがマイルドになるよう、なるべく厚手の鍋を使ってください。吹きこぼれを防ぐため上蓋は少しだけずらします。

PC270191

⑤ごく弱火で4〜5時間、指でつまんで豆が簡単につぶれるまで煮る。豆が空気に触れると皮が破ける原因になるので、煮汁がかなり減ってしまった場合は湯を適宜足してください。

☆グツグツ沸騰させないことと、豆が煮汁に常に浸っていることがポイント。そうすることで、皮が破けずふっくらと仕上がります。

☆この時点で味が薄めでも大丈夫。一晩ほど置くと味が染みます。

⑥煮上がったらそのまま完全に冷めるまで置き、汁ごと冷蔵庫で保存する。煮汁の中で最低1日置くと味もツヤもグッとUPします。

☆皮が乾燥してしまうので、保存の際も必ず煮汁に浸したままにしてください。

 

ちなみに「鉄卵」は黒豆の色艶を良くするためのアイテム。ホームセンター、金物屋さん、ネットでも販売されています。

祖母の代は、錆びた鉄釘をガーゼに入れて使っていたものですが、今はなかなかないですよね。しかも錆びたのって。郷愁を感じるのは私だけ?(笑)

色艶は劣りますが、鉄卵がなくても作れますよ。

 

黒豆は丹波の黒豆をぜひお使いください。

今回使ったのは母が送ってくれたこだわりの品ですが、いつもはスーパーで売っている大玉の丹波の黒豆を購入してます。

PC260186

↑こちらもふっくら大粒で美味しいですよ。

宝石のように輝く黒豆で、清々しい新年を迎えたいですね♪

 

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Recommend
こんな記事も読まれています!
記事URLをコピーしました